排水管の劣化状況
2020年2月27日
弊社で主に行っている給水管・排水管の更生・更新工事は、通常、劣化診断調査を行い、管内状況が劣化していた場合に、漏水事故防止の観点から、工事を提案させて頂いております。
築年数が経っていると下記のような管内状況になっている場合もございます。
上記写真は排水管で、天井や床下を横に伸びている横引排水管です。
竪管部分よりも、滞留が起こりやすく、上記写真は管内が閉塞に近い状態になっています。
このように、管内が閉塞に近い状態になると逆流の恐れがあります。
又、滞留の他に、錆瘤の肥大化も劣化からの漏水原因の1つとなります。
錆瘤をそのまま放置してしまうと、管の膜厚が次第に薄くなり、下記のような現象も起こります。
このような状態になってしまうと、更生工事は難しく、更新工事のみの選択肢となってしまいます。
更新、更生両方の工事を検討するために、弊社のお客様の中には長期修繕計画よりも、少し早めに調査・工事のご依頼をいただいているケースもございます。
排水管・給水管ともに、改修工事をご検討中であればぜひ一度、弊社へお問い合わせください。